スリランカ

【6泊7日】一人旅にも!世界遺産を巡るスリランカ観光モデルコース

シーギリヤロックの写真。

インド洋に浮かぶ島国スリランカ。小さな国土ながらも8つの世界遺産を有する、知る人ぞ知る文化遺産の宝庫です!

今回は、私たちが実際に訪れた「絶対に外せない世界遺産4選」を巡るモデルコースをご紹介します!一人旅や初めてのスリランカ旅行にもぴったりの6泊7日プランです。

実際に宿泊したホテルや、現地で見つけたおすすめレストラン情報もたっぷり掲載しています。旅行計画の参考にぜひどうぞ!

私たちは、2024年2月にスリランカに行ってきました!観光地までのアクセスや見どころなど、旅行にあたって役立つ情報を発信します!

1日目   バンダラナイケ国際空港へ到着!
  午後 (移動:空港・コロンボ周辺のホテルへ)
2日目   世界遺産 ダンブッラ石窟寺院へ!
  午前 (移動:空港からダンブッラへ 約6時間)
  午後 ダンブッラ石窟寺院を見学
3日目   世界遺産 シーギリヤロックへ!
  午前 (移動:シーギリヤへ 約1時間)
  午後 シーギリヤロックを登る
4日目   古都キャンディを観光!
  午前 (移動:キャンディへ 約2.5時間)
  午後 ・ドーサを食べる
・世界遺産 仏歯寺を見学
・古都キャンディの街を散策
5日目   コロンボ市内を観光!
  午前 (移動:コロンボへ 約3時間)
  午後 ・スリランカならではのお土産をゲット
・コロンボ名物 シーフードを食べる
6日目   ゴールの要塞を見学!
  午前 (移動:ゴールへ 約3時間)
  午後 ・海沿いの城壁を歩く
・ゴール旧市街で多国籍ディナーを楽しむ
7日目   ゴールの旧市街をじっくり散策!
  午前 ・ゴール国立博物館
・ヒストリカルマンション
・海洋考古学博物館
  午後 (移動:バンダラナイケ国際空港へ 約2時間)

 

6泊7日!スリランカ観光 モデルコース

1日目 空港着⇒近くのホテルに宿泊

日本からコロンボのバンダラナイケ国際空港へ。

日本からの便は、夜間に到着するものが多いので、空港周辺のホテルに1泊すると楽です!

【準備】到着出口で、通貨・SIMカードを入手!

  • スリランカルピー(Rs)の入手
  • SIMカードの購入

空港の到着出口を出た先で、スリランカルピーとSIMカードを入手しましょう!

私は、DialogでSIMカードを購入しました!スタッフが英語で対応してくれて、SIMカードの挿入までしてくれました✨

スリランカSIMカードショップ

【移動】空港近くのホテルへ

到着後は、空港周辺、もしくはコロンボ市内で宿泊するのがおすすめです!

私たちは、Good wood airport Hotelに宿泊しました!空港からの一本道を歩いて15分程度の場所にあります。

Good wood airport Hotel

部屋に蚊が何匹かいたので、気になる人は殺虫スプレーなどを用意しておきましょう!

詳しくはこちら!

2日目 世界遺産 ダンブッラ石窟寺院を観光!

【移動】ダンブッラへ(約6時間)

  • ホテル⇒コロンボ(タクシーやバスで1時間~1時間半)
  • コロンボ⇒ダンブッラ(バスで5時間)

ダンブッラへ行くには、まずコロンボ市内まで移動し、コロンボからバスで向かう必要があります。

「ダンブッラ?」と聞けば、バスの場所を指差しで教えてくれます!

参考:コロンボ⇔ダンブッラ⇔シーギリヤのアクセス方法

【観光】ダンブッラ石窟寺院を見学!

石窟寺院は、ダンブッラ中心地から車で10分ほどの場所にあります!

歩くと30分かかるので、トゥクトゥクを活用しましょう!200ルピー程度で行けます!

寺院前の道路から、石窟寺院まではさらに20分ほど歩いた場所に…暑い中長い階段を登ることになるため、熱中症対策は重要です!

ダンブッラ石窟寺院の写真。建物の外観や階段、野生の猿。
ダンブッラ石窟寺院の写真。観光客の様子。

石窟寺院は土足厳禁のため、入口で靴を預けます!靴をもらうときにチップ(20,30Rs程)を渡しましょう!

【宿泊】ダンブッラ市内のホテルへ

ダンブッラでは、バスターミナルや飲食店がある中心地付近での宿泊がおすすめです!

私たちは、White Land City Hotelに泊まりました!バスターミナルの裏にありとても便利な立地です!

White Land City Hotelの写真と、その近くにあるバスターミナル。

2人7000Rs程なのですが、とても綺麗なホテルで、快適に過ごすことができました!

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3日目 世界遺産 シーギリヤロックに登る!

【移動】シーギリヤへ(約1時間)

シーギリヤ行きのバスは、バスターミナル(Dambulla Bus Stand)から乗ることが出来ます。

トゥクトゥクで行く方法もありますが、料金が高く時間もかかるため、バスでの移動がおすすめです!

参考:コロンボ⇔ダンブッラ⇔シーギリヤのアクセス方法

【観光】天空の宮殿 シーギリヤロックへ

  • シーギリヤロックの敷地はとても広い
  • バス停からチケット売場までは徒歩15分(トゥクトゥクでも行ける)
  • チケット売場からシーギリヤロック頂上までは約40分

シーギリヤロックの敷地は広く、頂上まで計1時間ほどかかります。

高い気温の中、長時間歩くことになるため、飲み物・軽食は必ず用意していきましょう!

シーギリヤロックの写真。

【宿泊】シーギリヤロック周辺のホテルへ

シーギリヤロックを下山する場合は、バス停方面(南側)に抜けていきます。

そのため、ホテルはシーギリヤロックの南側の市街・バス停付近で抑えるのがおすすめです!

私たちは、エコーシーギリヤ(Ekho Sigiriya)に宿泊しました! 近くにバス停やスーパーがある便利な立地です!

EKHOシーギリヤの画像

とても清潔なホテルです!朝食はブッフェ形式で、カレーやパンがおいしかったです!

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4日目 キャンディ市内を観光!

【移動】キャンディへ(約3.5時間)

  • シーギリヤ⇒ダンブッラ(バスで約1時間)
  • ダンブッラ⇒キャンディ(バスで約2.5時間)

ダンブッラ行きのバスは、シーギリヤロック近くのバス停(Sigiriya Rock Bus Stop)から乗ることが出来ます。

参考:ダンブッラ⇔キャンディのアクセス方法

【食事】スリランカの主食・カリーを食べよう!

キャンディにはスリランカ料理のお店が沢山あり、おすすめはバラジ・ドーサイというレストランです!

ここはドーサ(南インド発祥のクレープのようなもの)の名店で、現地のお客さんにも人気の場所です!

キャンディの市街から仏歯寺に行く途中にあるので、ぜひ立ち寄ってみてください!

スリランカのキャンディで有名なドーサのお店。

【観光】世界遺産 仏歯寺を見学!

キャンディは、シンハラ王朝最後の首都として栄えた仏教の聖地。

中でも仏歯寺は、スリランカを代表する寺院で、仏陀の歯が奉納されていることで有名です!

【観光】古都キャンディの街を散策!

キャンディは仏教の聖地としてだけでなく、ショッピングや散策も楽しめる魅力的な街。歴史ある街並みを感じながら、観光スポットを巡ってみましょう!

  • キャンディ湖(Bogambara Lake)
    湖畔をのんびりと歩けば、喧騒から離れた癒しの時間を過ごせます!仏歯寺にも隣接しているので、観光の合間に立ち寄るのがおすすめです。
  • キャンディ・シティ・センター(KCC)
    お土産ショップやファッション店、カフェ、レストランが入っていて、現地の若者にも人気のスポットです!
  • セントラル・マーケット
    キャンディの中心部にある大型市場。観光客にも優しく、値段交渉を楽しみながら買い物ができます。

私はこのマーケット近くの出店で、涼しげな袖なしワンピースを購入しました!旅の思い出にもぴったりです。

スリランカのキャンディにあるマーケットの写真。2階建ての建物と、出店の様子。
キャンディセントラルマーケット

【宿泊】キャンディ市内のホテルへ

観光地やバス停へのアクセスの良さで選ぶのがおすすめです!

仏歯寺とキャンディ駅の間の市街地のあたりだと、すべて徒歩で行けるため便利です!

私たちは、Cafe Aroma Inn に宿泊しました!観光スポット、バス停・レストランが近く、とても便利な立地です!

カフェアロマイン
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5日目 コロンボ市内を観光!

【移動】コロンボへ(約3時間)

コロンボ⇔キャンディ間は、交通網が整っており、以下3つの方法で移動することができます!

  • 電車(キャンディ駅)
  • 市営バス
  • インターシティバス(エアコン付き)

私たちは、インターシティバスを利用しました!(バス停:GoogleMap

インターシティ・バスは、普通のバスとは違い、エアコンが効いていてとても快適です!

また、ローカルバスのように頻繁に停車しないので、所要時間が短く、スリの危険も少なくておすすめです。

参考:キャンディ⇔コロンボのアクセス方法

【観光】スリランカならではのお土産をゲット!

コロンボに着いたら、ショッピングを楽しみましょう!おすすめを3つご紹介します!

  • Sri Lanka Tea Board(スリランカ紅茶局)
    スリランカ産の紅茶・セイロンティーを販売する国営店。飲み比べが好きな方には、セットで売られている紅茶がおすすめ。スリランカの7大産地の紅茶が入っています。
  • Barefoot(ベアフット)
    スリランカらしい、カラフルな布製品が人気のお店。服やカバン、テーブルクロスなど、どれも日本にはない素敵なデザインで、お土産に最適です!
  • SPA CEYLON(スパ・セイロン)
    スリランカのスキンケアブランド。クリームやオイル、アロマ石けんなど、スパ関連のものは何でも揃っています!
コロンボにあるスリランカ紅茶局の写真。紅茶が売られている店内の様子。

国営店なので、ぼったくりの心配は不要!店員さんに教えてもらいながら、紅茶選びを楽しみましょう!

スリランカの布製品ブランド、ベアフットの外観。
スリランカのスキンケアブランド、スパセイロンの外観と店内。

私はヘアオイルとアロマ石けんを購入しました!お気に入りです!

【食事】コロンボ名物・シーフードを食べよう!

コロンボには、観光客向けの高級で洗練されたレストランが多くありますが、特におすすめなのが、Ministry of Crab

このお店は、「アジアのベストレストラン50」にも選ばれた、カニ料理の専門店。

人気店のため予約必須です!私たちは予約が取れなかったのですが、運よく当日入ることができました!

コロンボにあるシーフード料理の名店。店内、エビやカニの写真。

物価の安いスリランカにしてはかなりお高いです!(1人25000Rs程度)

【宿泊】コロンボ市内のホテルへ

コロンボフォート駅から近く、市内のお店やレストランへのアクセスが良い場所を選びましょう!

私たちは、Zest Metoropoleに宿泊しました!コロンボ・フォート駅から徒歩15分の場所にあるホテルです。

ZEST METROPOLEというホテルの画像

都会的で清潔感があり、屋上からはコロンボの夜景を見渡せます! 

詳しくはこちら!

6日目 ゴールの要塞を散策!

【移動】ゴール(Galle)へ(約3時間)

コロンボからゴールへは、以下3つの移動方法があります!

  • 鉄道
  • バス(乗り継ぎあり)
  • タクシー

コロンボ⇔ゴール間は鉄道での移動が一般的です。

コロンボ・フォート駅の窓口で切符を購入し、ゴール行きの列車に乗ればOKです!(片道1人500Rs, 3時間程度)

現地の電車に乗るのも旅の醍醐味…ですが、列車内はとても暑い上、混んでいてなかなか座れません。覚悟を持って乗りましょう!

バスは乗り継ぎがあるのであまりおすすめできません。お金に余裕がある方や急いでいる方はタクシーを使いましょう!(片道1.5時間, 10,000Rs程度)

参考:コロンボ⇔ゴールのアクセス方法

コロンボ・フォート駅の窓口の写真。
コロンボ・フォート駅の構内、列車の写真。

【観光】ゴールの要塞を見学!

スリランカ南西部に位置する港町・ゴール。

その中心は海に突き出した半島部分で、ここが世界遺産「ゴール旧市街とその要塞群」として登録されている歴史地区です。

  • コロニアルな街並みに触れる
    ゴールは16世紀以降、ポルトガル、オランダ、イギリスといった欧州列強の植民地支配を受けてきました。それぞれの時代に築かれた要塞や建築物が今も残っており、街を歩くだけで異国情緒と歴史の重みを感じられます。
  • 海沿いの城壁を歩こう
    ゴールに到着するのは夕方頃。日差しも和らぐ時間帯なので、涼しい海風を感じながら城壁沿いの遊歩道をのんびり歩いてみましょう。夕暮れ時のインド洋を眺めながら、半島をぐるっと一周するのがおすすめです!
スリランカ南部のゴールの写真。海沿いにある要塞と時計台の写真。

【食事】ゴール旧市街で多国籍ディナーを楽しもう

歴史的な街並みが広がるゴール旧市街には、おしゃれなカフェやレストランが数多く点在しています。

観光地として人気が高いため、スリランカ料理だけでなく、世界各国の料理が楽しめるのが魅力です!

カレー続きだった私たちは少し気分を変えて、「VOC Restaurant」でピザやパスタをいただきました!スパイスから少し離れたい気分のときにぴったりのお店です!

ゴール旧市街にあるレストランの写真。半屋外の店内、ピザとチキンの写真。

【宿泊】ゴール旧市街ののホテルへ

ゴールでは、旧市街エリアに宿泊するのが断然おすすめ!

駅からは徒歩15分ほどと少し距離はありますが、その分、世界遺産に囲まれた特別な空気を感じながら滞在できます。

今回私たちが選んだのは「56 by Deco」です。旧市街のメインストリート沿いにあり、落ち着いた雰囲気と便利な立地で、観光の拠点としてもぴったりでした。

56 by Decoというゴール市内のホテル
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7日目 ゴール旧市街をじっくり散策!

【観光】世界遺産 ゴールの旧市街を散策

歴史的な建物やユニークなお店が立ち並ぶゴール旧市街は、時間に余裕があればぜひゆっくり歩いて楽しみたいエリアです。

  • ゴール国立博物館(Galle National Museum)
    植民地時代の家具や工芸品が展示されています。建物自体も歴史的で見ごたえあり!
  • ヒストリカル・マンション(Historical Mansion)
    かつての邸宅をそのまま展示スペースにした施設で、アンティーク好きにはたまらない場所です。
  • 海洋考古学博物館(Maritime Archaeology Museum)
    船の模型や交易に関する資料が並び、ゴールが貿易港として栄えた歴史を学べます。

旧市街には雑貨屋さんがたくさんあり、ゾウの置物や洋服、布製のカバンなど、お土産にピッタリです!

ゴールにある国立博物館、海洋考古学博物館の写真。

【移動】バンダラナイケ国際空港へ

ゴールでの観光を楽しんだあとは、スリランカの玄関口・バンダラナイケ国際空港(コロンボ近郊)へ向かいましょう!

  • 鉄道(ゴール → コロンボ → 空港)
    ローカル感を味わえる移動手段ですが、乗り換えがあり時間に余裕が必要です。
  • タクシー(ゴール → 空港 直行)
    荷物が多い旅の終盤には断然おすすめ!快適かつスムーズに移動できます。
    所要時間:約2時間/料金:約17,000Rs

参考:コロンボ⇔ゴールのアクセス方法

【観光】空港で最後のショッピング

スリランカ旅の締めくくりは、空港でのお土産探し。出国手続き後も、まだまだ楽しめます!

  • お土産の購
    スリランカ名産の紅茶やスパイス、アーユルヴェーダ雑貨などが空港内でも手に入ります!
  • 余ったルピーを使い切る
    両替の手間なく、残ったスリランカ・ルピーを使い切れるチャンスです!
  • カフェや軽食でひと息
    出発前にちょっと一息。軽食やドリンクも充実しています。

空港は3時間前にならないと、出国手続きができません。早く行き過ぎないに注意です!

【移動】バンダラナイケ国際空港から日本へ出発!

いよいよスリランカの旅も終わりです。

名残惜しさを感じつつ、美しい自然・世界遺産・カレー三昧の日々…。たくさんの思い出を胸日本へ向かいます。

おわりに

今回は、世界遺産を巡るスリランカ旅行のモデルコース(6泊7日)をご紹介しました!

スリランカは、豊かな自然や歴史ある文化遺産に触れられるだけでなく、人のあたたかさにも癒される素敵な国です。

この記事が、みなさんの旅の参考になれば嬉しいです!

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