スリランカでは移動手段のほとんどが車で、観光客はバスに乗ることが多いです。
ですが、海外旅行になれていない方やスリランカが初めての方にとっては、現地のローカルバスに乗るには不安が多いと思います。
そんな方々に向けて、本記事では、スリランカのバスの乗り方について解説していきます!
私たちは、2024年2月にスリランカに行ってきました!観光地までのアクセスや見どころなど、旅行にあたって役立つ情報を発信します!
もくじ
バスの種類
スリランカのバスには、ノーマルバスとインターシティバスの2種類があります!
2つの大きな違いは、エアコンが付いているか・付いていないかで、それに伴い料金も2倍ほど変わってきます。
本項では、これら2種類のバスについて詳しく解説していきます!
ノーマルバス
ノーマルバスには、国営バス(SLBT)と民営バスがあります。国営バスが赤色、民営バスが青色です。
バスの中で一番安い料金で乗ることができ、どちらも料金はほとんど変わりません。
セミラグジュアリーという、ノーマルバスより少し料金が高いバスがあります。料金は通常の1.5倍程度。
ノーマルバスとの違いは、車内の装飾と音楽が流れていることくらいで大差ありません!
私たちもセミラグジュアリーバスに1度乗りましたが、ノーマルバスとほとんど変わらない印象でした…笑
インターシティバス
インターシティバスは、エアコンが付いているのが特徴です!
都市間をほぼノンストップで運行していて、大きな街や停留所でしか停まりません。
車体はノーマルバスより一回り小さく、日本製の中古車がほとんどです。
料金はノーマルバスの2倍程度かかりますが、エアコン付きは乗り心地が断然良いため、もしあるのであれば積極的に利用しましょう!
インターシティバスは運行区間が限られているので、見つからなければ深追いはせずノーマルバスに乗りましょう!
バスの乗り方
乗車・降車の仕方!
バスの乗車・降車は、基本的には自分の行き先・方面のバス乗り場から乗車します。
ですが、市内を廻るバスか都市間を結ぶ長距離バスかや、ノーマルバスかインターシティバスかでも変わります
本項では、それぞれのバスの乗車・降車方法について解説します!
市内バスの場合
市内バスの特徴は以下2つです!
市内バスのポイント
- 路線が番号で管理されている
- バス乗り場が明確にある
- 発車時刻が決まっている
市内バスは、路線ごとに番号が振られており、これと一緒に行き先がシンハラ語とタミル語、英語で書かれています。
行き先ごとにバス乗り場があり、また発車時刻もある程度決まっています!
自分の乗りたい路線番号・乗り場を確認しておき、目的のバスが来たら乗り込みましょう!
降りるときは、自分の降りる駅で近くのドアから降ります。市内バスは特に人が多いので、降りる駅が近づいたら、降りるよと周りに言っておくとスムーズです!
行き先の表記は、英語でない場合もあるのでわからなければ現地の人に確認しましょう!
長距離バスの場合
長距離バスのポイント
- 始発は市内のバスターミナルから
- 発車時刻は決まっていない
- ルート上はどこでも停まってくれる(ノーマルバスのみ)
長距離バスの場合、始発は市内のバスターミナルから出ています!市内にはいくつか大きなバスターミナルがありますが、それぞれ方面が決まっています。
市内バスのように番号管理はされていませんが、行き先が車両先頭に書いてあります!
発車時刻は決まっておらず、人がある程度乗ったら出発する感じです。そのため始発から乗車すると、目的地まで座っていくことができます!
ノーマルバスの場合、発車後は停留所に停まるのはもちろんですが、ルート上ならどこでも乗り降りすることができます。(インターシティバスは停留所が決まっています)
道端で手を挙げてバスを停め、乗り込む人が結構いました!
降りる時は、市内バスと同様、近くのドアから降ります。長距離バスなので、降りるタイミングがわかりづらいですが、周りに聞けば教えてくれます!
私たちは、周りの乗客や車掌が降りる場所を覚えてくれていて、「ここだよ!」と教えてくれました!みんな優しい…!
運賃の払い方
運賃は、乗車後に車掌が徴収しに来ます。支払い方法は現金のみ。
行き先を告げると料金を書いた紙を渡してくるので、お金を用意し支払う流れです。
基本的にぼったくられることはないですが、心配なときは周りの乗客に確認してみましょう!
バス料金はここ4,5年で2倍くらいになっているので、古い記事とは値段が大きく異なるので頭に入れておくといいですよ!
乗車する上での注意点・知っておきたいこと
スリに注意する
スリランカは治安がいい国ですが、スリが非常に多いです。
観光客が一番被害に遭いやすいのもスリで、特にコロンボ市内のバスはスリが多いといわれています。
貴重品から目を離さないことはもちろんですが、人混みでバッグごと持って行かれないよう注意して行動しましょう!
これを聞くととても不安になりますが、気をつけていれば大丈夫です!
心配な方はセキュリティポーチを用意しましょう!服の下に身につけることができるので、気を張らず観光ができます!
事前準備については、下記記事で詳しく解説しているので是非目を通してみてください!
大きい荷物は運転手横に置ける
運転手の横スペースには、大きな荷物を置くことが出来ます!
始めはどうしても警戒してしまいますが、貴重品が入っていそうなものでなければ大丈夫です!特に長時間の移動になると、大きな荷物は邪魔になるので預けてしまいましょう!
座席下にもある程度スペースがあり、荷物を置くことができるので、心配な人は座席下を活用しましょう!
運転手横の荷物置き場は、地元の人や観光客も普通に使っていたので、私たちも旅行中盤から使っていました!
バス移動時の休憩は運転手次第
長距離バスだと、2~3時間おきに休憩があります!ですが、タイミングは運転手次第で、3時間以上休憩がないことも。
そのため、長時間の移動では飲み物や軽食は少し余裕をもって買っておくことをおすすめします!お手洗いのも限られるので飲み物の飲み過ぎ注意です!
休憩所には、お手洗いはもちろん、飲み物や軽食を売っている売店があります。必要に応じて補給しましょう!
私たちは出発から4時間半でやっと休憩…なんてこともありました!
酔いやすい人は酔い止めを用意!
車酔いしやすい人は酔い止めを用意しましょう!
スリランカのバスは運転が荒く、道も都心から出ると舗装されていないため結構揺れます。
加えて暑さもあるため、心配な方は持っておくといざというときに便利です!
バスは走行中、頻繁にクラクションを鳴らすので不安になりますが、車を抜かすときの合図のようです。
まとめ
本記事では、スリランカでのバスの乗り方についてまとめました!
ポイント
- バスの種類
⇒ノーマルバスとインターシティバス(エアコン付き)の2種類 - バスの乗り方
⇒バスの種類ごとの、バス乗り場や発車時刻のルール - 乗車する上での注意点・知っておきたいこと
⇒スリ対策、荷物を置く場所、休憩のタイミング
この記事がみなさんのスリランカ旅行の役に少しでも立てればうれしいです!最後までご覧いただきありがとうございました!