海外旅行に向けて、持ち物や服装は十分な準備が必要です。
ですが、初めての場所、それも海外となると準備するものが多く、忘れ物がないか不安になると思います…!
そこで本記事では、スリランカ旅行の服装や必要な持ち物について、スリランカ旅行経験のある筆者が詳しく解説します!
私たちは2024年2月に1週間、スリランカに滞在しました!海外旅行や留学情報について発信しています!
もくじ
スリランカ旅行は事前準備が重要!
スリランカは、日本と文化・治安・気候とすべてが異なります。旅行先でトラブルに合わないよう、入念な準備が必要です!
そこで本項では、スリランカ旅行で準備重要な理由について解説します!
準備が重要な理由!
- 寺院の訪問には適切な服装が必要
白っぽい長そでのTシャツを用意しよう! - 蚊が非常に多い
薄手の長袖Tシャツや、虫よけグッズで対策をしよう! - 都市部やバスではスリが多い
持ち物を守るための装備・グッズでスリ対策をしよう! - 移動時間がとても長い
バスや歩きでの移動が多いので、移動に適した装備を用意しよう!
寺院の訪問には適切な服装が必要
スリランカは仏教施設に行く際の服装に規定があり、現地の人は白の露出のない服を着て行きます。
観光客は服装で注意されることはありませんが、派手な柄や露出の多いの服だと浮いてしまいます…!
そのため、スリランカで仏教施設に行くときのために、白っぽいTシャツに長ズボン・膝下のロングスカートを1着用意しておきましょう!
現地のルールに合わせて観光するのも、旅行の楽しみ方の1つですね!
蚊が非常に多い
スリランカは暖かくじめじめしていて、どこに行っても蚊がたくさんいます…!
蚊を媒介した感染症(デング熱など)も流行っているため、刺されないための対策が必要です。
蚊対策のグッズの用意はもちろん、設備の整った宿を選びましょう!
ホテルによっては、部屋の中にたくさんいることもあります…!虫よけグッズは必須ですね…!
都市部やバスではスリが多い
観光客が特に被害に合いやすいのがスリです。多くの人が行き交うコロンボや、メインの交通手段であるバスでのスリが非常に多いと言われています。
貴重品のは行った荷物からは目を離さないことはもちろん、人混みでバッグごともって行かれることのないように注意して行動しましょう!
スリが多いとは言われますが、気をつけれて入れば大丈夫です!
後述しますが、心配な人は服の下に身につけられるセキュリティポーチなどを用意しておくと、気を張らず観光できるのでおすすめです!
移動時間がとても長い
スリランカは各観光地間の距離がとても離れているため、ひとしきり観光するとなると移動時間が長くなります。
また、バスの発着場は無数にあるので、事前にバスや電車の発着場所や時間帯を抑えておくことが重要です!
コロンボから主要都市までは、ダンブッラで5時間、キャンディで3時間、ゴールで3時間かかります!遠い…!
スリランカ旅行の服装・装備!
スリランカは、日本の夏と同じような服装で基本的には問題ありません。とはいえ、文化や治安は異なるので、それに合わせた準備が必要です!
事前に確認しておきたい服装・装備!
- 薄手の長袖・長ズボンを数着持って行く!
- 派手な服装・露出の多い服装は避ける!
- 荷物は大きめのザックで、スーツケースは使わないのがベター!
- 心配な人はセキュリティポーチを用意!【スリ対策】
薄手の長袖・長ズボンを数着持って行く!
長袖・長ズボンは、虫対策と寺院訪問で役立ちます!
スリランカは虫が多く、蚊を媒介する病気も多いので、虫が気になる人は用意しましょう!
また、寺院訪問用に白っぽい長袖Tシャツを持っておくと浮かずに済みます!
スリランカは特に暑いので、薄手で速乾のものがいいですね!
派手な服装・露出の多い服装は避ける!
トラブルに巻き込まれないよう、派手な服装や露出が多い服は避けましょう!
観光客は特に狙われやすいので、目立たない控えめな服装(無地のシャツ・パンツ)を用意しましょう!
荷物は大きめのザックで、スーツケースは使わないのがベター!
スリランカ旅行では、スーツケースは極力使わず、大きめのザックで移動するのがおすすめです!
スリランカ観光では、バスや徒歩で移動することが多く、また道が舗装されていないことも多くあります。そのため、スーツケースだとバスの乗り降りや、道を歩く際にとても不便です。
移動手段つきのツアーの場合はスーツケースでも大丈夫ですが、現地の交通手段(バス・電車)で移動する場合はザックの用意を検討してみてください!
40リットル前後のザックだと、飛行機の機内持ち込みができるサイズなのでおすすめです!このサイズだと少し工夫は必要ですが、3~5日分は入ります!
心配な人はセキュリティポーチを用意!【スリ対策】
スリが心配な方には、セキュリティポーチのご用意をおすすめします!
一般的なショルダーバックだと、満員のバスや人混みで中身を盗られたり、バッグごと持って行かれてしまうこともあります。また、誰が見ても貴重品が入っていることがわかるバックなので、狙われやすいです!
気をつけていれば問題ないのですが、長時間の移動ではずっと気を張っている必要がありとても大変です。
準備に余裕があれば、服の下に身につけられるセキュリティポーチの用意を検討してみてください!
私はショルダーバッグで行ったのですが、移動などの際はどうしても気を張ってしまうことが多く少し疲れてしまいました…。
心配性の方などは用意しておくと、観光に集中できるのでいいかもしれません!
スリランカ旅行の持ち物!
本項では、スリランカ観光に必要な持ち物について、必須のもの・あると便利なものに分けて解説しています!
旅行の準備、出発前の確認に役立てていただけると幸いです!
必須の持ち物!
パスポート | 有効期限まで6ヶ月以上あることを確認 |
ビザ | 入国に必須 |
現金 | スリランカルピーは現地で換金 |
クレジットカード | 何かあったときのために2,3枚あると安心 |
航空券の控え | 帰国の際、空港に入る前に確認される。控えを印刷しておくとスムーズ |
携帯電話 | 連絡手段だけでなく、地図としても活躍 |
モバイルバッテリー | スマホの充電切れに備えて持っておこう |
海外WiFi・海外SIM | 現地での通信手段。どちらかは必ず用意しよう |
変換プラグ | 行き先にあった形状のプラグを準備 |
Tシャツ・ズボン | 寺院の参拝用に、白っぽい長袖Tシャツを持っておこう |
下着・靴下 | 寺院の敷地内は靴を脱ぐので、靴下は多めに盛っていこう |
虫除けスプレー | ディート30%配合のものがよい |
日焼け止め | 日差しが強いので、小さいのを1つ持っておこう |
常備薬 | 何かあったときに備え持っておこう。現地で薬を入手するのは大変 |
歯ブラシ | 歯ブラシがないホテルがほとんど。携帯用を1つ準備しておこう |
折りたたみ傘 | 取り出しやすい場所に入れておこう |
地球の歩き方 | スリランカは、ネットにまとまった情報がないので非常に役に立つ |
現金:持って行く目安
1人あたり、1日5000ルピーあれば余裕を持って生活できます!
スリランカ到着ゲートを出ると換金所があるので、観光スケジュールに合わせ適切な金額分換金しましょう!
- 食事代:3000ルピー
現地のレストランだと、1食1000ルピーもあれば何でも食べられます!観光者向けだとその倍くらいのイメージです。 - 交通費:500ルピー
30分程度のバス移動で1人100ルピー程度、数時間の移動でも300ルピー程です。インターシティバス(エアコンつき)だとその倍くらいになります。トゥクトゥクも10分前後の移動で300ルピー程度になります。 - 観光費:1500〜2000ルピー
寺院観光では入館料で1500ルピー前後かかります。現金払いのところが多いので、あらかじめ用意しておきましょう!また、靴を預ける場所の人や、案内の人へのチップでも現金を使うこともあります!
私たちは6泊7日の観光で、1人30000ルピー用意しました!
海外WiFi・海外SIM:現地SIMが1番安い!
旅行先の通信手段として、海外用のWi-FiやSIMカードは必須の持ち物です!
スリランカでの通信手段!
- 海外Wi-Fi
SIM入れ替えの出来ないデバイスの方や、現地でのSIM購入が不安な人におすすめ! - 海外SIM
スリランカでは入手難易度・価格共に低く、SIMに抵抗がなければこちらがおすすめ!
スリランカでは、空港到着出口すぐの場所にSIMカードの販売所があります!差し替えから初期設定まで行ってもらえるので、SIM交換ができるデバイスの方は現地購入がおすすめです!
値段は1番安いもので、1000円程度(20G)です!
私たちは現地購入できるか不安だったので、1人がAmazonで事前購入(以下添付のもの↓)、もう1人が現地購入で挑みました!どちらも問題なく使うことができました!
Wi-Fiを検討している方は以下の記事を参考にしてみてください!
参考:【海外旅行】用途・期間別におすすめのレンタルWiFiを紹介!
変換プラグ:マルチ変換プラグを用意
スリランカでは、日本の電源プラグをそのまま使うことはできないため、変換プラグが必要です!
スリランカのプラグ形状は、BF・B・B3タイプになります。BFタイプが主流で、古い建物だとBやB3タイプのことがあります。そのため、マルチ変換プラグが重宝します!
また、日本が100Vなのに対し、スリランカは240Vで一部家電製品は使用ができないので、注意が必要です!
虫除けスプレー:ディート30%のものがおすすめ!
前述でもある通り、スリランカは蚊が多く、また蚊を媒介した感染症のリスクも高いため、刺されないための対策が必要です。
一般的な虫除けでもいいのですが、心配な方はディート30%の虫除けスプレーを用意しましょう!
ディートとは虫を混乱させる成分で、一般的な虫除けスプレーだと10%程度含まれているのですが、虫除け効果をより高めた(ディートが30%含まれている)ものがあります!
私たちはディート30%の虫除けを買って行きました!現地は蚊がびっくりするほどいたのですが、全く刺されなかったので効果があったのだと思います!(私たちは以下↓を買いました!)
スプレー缶タイプは飛行機に持ち込めない(手荷物、預け荷物共に)ので、注意が必要です!
あると便利な持ち物!
外貨用の財布 | 古い財布やポーチで代用できる |
ワイヤーロック | 飛行機預け荷物用。旅行中の鞄につけるとスリ対策にもなる |
携帯洗剤 | 現地での洗濯用。小分けのパックをいくつか持って行きたい |
シャンプー | シャンプーと石けんしか置いていないとこも多い |
ドライヤー | ほとんどのホテルは置いていない |
折りたためるボストンバッグ | 帰国時に荷物が増えたときにあると便利 |
室内用の殺虫スプレー | 虫嫌いの人は必須。ホテルによっては部屋に蚊がたくさんいる |
タクシーアプリ | UberやPickmeが主流。登録で電話認証があるので、あらかじめインストールしておこう |
ドライヤー:海外電圧対応のものを用意!
日本の電子機器の持ち込みで特に注意が必要なのがドライヤーです!
前述にもありましたが、日本の電圧が100Vなのに対し、スリランカの電圧は240Vとなっています。
国内販売されているドライヤーの多くが、完全な日本仕様になっているため、スリランカでは使用することができません!
ドライヤーを持参する方は対応電圧を確認し、非対応の場合は新規購入を検討してみてください!
室内用の殺虫スプレー:室内の蚊を撃退できる!
荷物に余裕がある方や、虫嫌いな方は室内用の殺虫スプレーを持っていきましょう!
泊まる宿が古い場合や、部屋が1階の場合は、部屋に羽虫がいることがしばしばあります。気になって眠れない…なんてことにならないよう、心配な方は用意しておきましょう!
私は虫が苦手なので、個人的に持って行って一番よかったです…笑 空港近くのホテルに泊まった際、数えきれないくらい蚊が部屋にいたのですが、全て撃退できたので安心してくつろげました!
私が持って行ったのはこちら↓です!スプレー缶タイプだと飛行機に持ち込めないので、注意しましょう!
まとめ
本記事では、スリランカ旅行での装備・持ち物について紹介しました!
スリランカは、優しい人が多く、食事も日本人の舌に合っているのでとても楽しむことができるはずです!
とはいえ、日本とは文化・治安・気候全てが異なるので、現地で慌てることのないよう事前準備をしっかりしていきましょう!
スリランカ旅行の準備まとめ
- 入国に必要な持ち物
パスポートはもちろん、ビザの申請も早めにしておく! - 寺院の訪問用に適切な服装
白っぽい長そでのTシャツを1つ持っていく! - 万全な虫対策
薄手の長袖Tシャツや、虫よけグッズを用意する! - スリ対策
持ち物を守るための装備・グッズを用意する!
この記事が、皆さんのスリランカ旅行を少しでも良いものにできれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました!