知床

冬の知床観光!運転は大丈夫?運転方法や注意点を解説します!

網走からウトロに向かう道路の写真

冬の北海道を観光するとなると、一番心配なのが雪道での運転。

特に雪道が初心者の方であれば、運転ができるのか不安になるのも当然です。

 

そんな雪道の運転ですが、結論から言うと、注意して運転すれば問題ありません。

ですが、あらかじめ雪道ならではの危険や注意点を理解しておく必要があります。

以降では、雪道を運転する際の危険・注意点を詳しく解説しているので、心配な方はぜひ確認してみてください!

 

知っておきたい!雪国で運転するときの危険!

雪道

雪国では、通常は起きないようなトラブルに遭遇する可能性があります。

幸い網走・ウトロは北海道の中では積雪が多い方ではありません。

ですが、万が一の場合に備え、事前に確認しておきましょう!

 

アイスバーン

車の往来や寒暖差などによって、道路が凍り付いてしまっている状態のことを言います。

通常の雪道に比べ、非常に滑りやすくなっているのが特徴です!

 

ホワイトアウト

吹雪によって視界が奪われる状態のことを言います。ひどいときは数十センチ先も見えなくなるほどだそうです…!

雪がそれほど降っていなくても、他の車や強風によって起こることがあります!

時折、テレビなどでホワイトアウトによる玉突き事故などが報道されていますよね。

実際に私たちが知床に行く2,3日前は、大雪と強風による大荒れの天気だったそうです…!

この影響で、ウトロから網走をつなぐ道路が数日間通行止めになっていました。

雪国ではこういった事態に遭遇する可能性があるので、十分注意が必要です!

 

雪道を運転するときに注意すべきポイント!

雪道を走る車

雪国での運転では、運転中の注意だけでなく、運転前にできる準備や対策がたくさんあります。

今回は、運転前・運転中・レンタカーの手配の3つに分けて、注意するポイントまとめました!

詳しくはページ下で解説しています!

運転するときに注意すべきポイント!

運転する前・した後に注意すること!

  • 車の上の雪は降ろす
  • サイドブレーキを引かない

運転中に注意すること!

  • スピードを出しすぎない
  • 適切な車間距離を保つ
  • 急○○を避ける
  • 視界が悪いときは、ヘッドライトやハザードランプをつける

 

運転する前・した後に確認すること!

運転の前後で確認することは2つあります!

車の上の雪を降ろす

雪の降る日、屋外に車を一晩外に置いておくと、雪がどんどん積もっていきます。

そして、翌朝雪を払わずに出発してしまうと、下り坂や急ブレーキの際にザザーッとフロントガラスに雪が落ちてきてしまうことも。

その結果、視界が悪くなり事故につながることも考えられます。

そのため、出発前に車の上に雪がないかしっかり確認をしましょう!

また、凍結によるワイパーの破損を防ぐため、車を停車する際はワイパーを立てておきましょう!

 

サイドブレーキを引かない

寒い地域では、サイドブレーキが凍ってしまうことがあるそうです。

気温が-10℃を下回ると起きやすく、また風が強い日は-5℃前後で凍ってしまうとか。

翌朝運転しようとすると、サイドブレーキを解除できない…といった状況に陥ってしまします。

2月の知床は、夜間の気温が-10℃程まで下がるので、注意が必要です。

サイドブレーキ引かず、シフトをPに入れて駐車しましょう!

 

運転中の注意点!

運転中の注意点は4つです!

スピードを出しすぎない!

万が一のことを考え、速度はいつもの-10キロを意識して運転しましょう!

 

適切な車間距離を保つ!

たとえ4WDの車や、スタットレスタイヤをつけていたとしても、雪道は滑ります…!

いつ滑ってしまうのかわからないため、車間距離はいつもの倍程度とって運転できれば安心ですね!

私が運転したときも、停車時に何度か滑ってしまうことがありました…!

 

急○○は避ける!

急なアクセルやブレーキはもちろん、急ハンドルなどにも注意が必要です。

雪が降った後などは、地面が凍結し、とても滑りやすくなっています。

また、一般的な車(FF:2輪駆動)の運転中、減速する際はエンジンブレーキが効果的です!

通常のブレーキは4輪すべてにかかるのに対し、エンジンブレーキは駆動輪のみにゆっくりとブレーキがかかるため、滑りづらいです!

速い速度からのエンジンブレーキは、急ブレーキになってしまうため、注意しましょう!

 

視界が悪いときは、ヘッドライトやハザードランプをつける!

急な雪や強風によって視界が悪くなってしまったとき、一番危険なのが他の車との事故です。

視界不良により、前と車への追突や、対向車線にはみ出してしまうことも考えられます。

このような状況に遭遇した場合、まずはヘッドライト・ハザードランプで、前後の車と対向車に存在を伝えましょう!

また、あまりにも視界が悪いときは、車を端に寄せ停車したほうが安全ですね。

 

レンタカー費用を安く抑えるには?予約時の注意点も解説!

女満別空港周辺のレンタカー会社一覧!

女満別空港周辺にあるレンタカー会社は以下の6つです!

レンタカー会社 営業時間
トヨタレンタカー 8:00~20:00 (1/6~12/30)
10:00~16:00(12/31~1/5)
オリックスレンタカー 8:00~19:00(4/1~10/31)
9:00~19:00(11/1~3/31)
タイムズレンタカー 9:00~18:00
ニッポンレンタカー 8:00~20:00(通常)
8:00~17:00(12/31のみ)
日産レンタカー 8:00~20:00
ワンズレンタカー 8:00~20:00
営業中止期間(12/1~2/28)

ワンズレンタカーは冬季(12/1~2/28)は営業していないそうです!

どの会社も空港からの送迎があります!

寒い雪道を、重いスーツケースを持って移動しなくて大丈夫なので安心です!

 

レンタカー費用を安く抑えるには?

レンタカーを予約する方法

レンタカーを予約する方法は主に2つあります。

  • 店舗サイトからの直接予約
  • 旅行サイト経由での予約(じゃらん・楽天トラベルなど)

ではどちらの方が安いのか?これについては次で解説します。

 

直接予約と旅行サイト経由の予約はどちらが安いのか?

結論から言うと、時と場合によって変わるためどちらも確認することが重要です!

また、料金設定の仕組みを理解しておくと、安く予約をすることが可能です!

予約についての豆知識!

料金が上がる仕組み

レンタカーの料金は、予約する時期と予約状況の2つによって変動する

つまり、休日や連休は高額になり、予約がたくさん入るとさらに料金が上がる

旅行サイトの料金設定

店舗から一定枠を割安で譲り受けていることが多い

つまり、店舗への直接予約が多く料金が上がってしまっていても、旅行サイトの格安枠に空きがあれば、安く予約できる

 

以上のことをまとめると、レンタカーを安く予約するには、

  • 店舗のWEBサイトと旅行サイトどちらも確認する
  • 休日・連休は避ける
  • できるだけ早く予約する

この3つが重要です!

私はいつも、じゃらん・楽天トラベルを確認するようにしています。

 

レンタカーを予約するときに注意すること!

レンタカーの予約時に注意することは2つです!

レンタカー予約時に注意すべきポイント

  • 保証をしっかりとつける
  • 4WD(4輪駆動)の車を選択する

補償をしっかりとつけておく!

料金を気にして、フルカバーの保険には入らないという方も多いと思います。

しかし、どれだけ気を付けて運転をしても、雪道では何が起こるかわかりません!

安心して運転するため・もしものときに備えるためにも、フルカバーの補償に入っておきましょう!

 

4WD(4輪駆動)の車を選択する!

4輪駆動とは、4つの車輪すべてにエンジンの動力が伝わることを言います。

4WDの車は、滑りやすい道や凹凸の激しい道でも走れるのが特徴です。

それに対し、通常の車は2輪駆動で、前輪もしくは後輪のどちらか2つに動力が伝わる構造になっています。

そのため、駆動輪が雪にはまってしまうと抜け出せなくなることも…!

こういったことを考えると、4WDの車が安心ですね!

1日2000円程度で、4WDの車を指定できます!

 

以上、冬の知床で運転するときの注意点でした!

万全な準備をして、安全に旅行を楽しんでください!

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